2017年4月24日月曜日

美味しいものを美味しく食べられる幸せ

私は子どもの頃、ひどい偏食持ちでした。
食べていたのは、火の通った野菜と魚くらいで、肉も米も手を付けず、母を困らせた記憶があります。何が嫌だったのか、今となっては思い出せないのですが、とにかく「食べる」ということに興味がなかったように思います。
そんな私が変わるきっかけは、大学進学を機に一人暮らしを始めたこと。
これまでの食生活を知る母は、農業に励む祖父母から野菜を分けてもらっては私に送ってくれました。
大好きな祖父母が育てた野菜を捨てるわけにはいかない、そんな思いで私は料理をするようになりました。
とは言っても、今まで手伝いすらしたことのない私は、母に電話して「これはどうやって食べるの?」「あと何分火にかければいいの?」きっと母はうんざりしていたと思います。
それでも毎回、料理ができあがるまで根気強く付き合ってくれたおかげで、美味しいものを美味しく食べられるようになりました。感謝です。
大学を卒業し、実家に戻ってからは「忙しい」を言い訳にしてほとんど料理もしなくなりましたが、もうすぐ母の日です。その日はちょうどお休みなので、教わった料理を母に作ってあげたいと思います。


新人OP西田

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