2010年4月17日土曜日

I ♥ 温泉

鹿児島はいわずと知れた温泉天国。
薩摩おごじょのDNAが私を温泉へと駆り立てる。
休日は母をあちこちの温泉へ連れて行くのですが、毎回
「あ〜気持ちがいい〜、いくらでも長生きするがよ〜」とえびす顔です。
うんうんお母さん、100才になっても一緒に温泉に行こうね〜。


マコセ社内も五十嵐社長ご夫妻を筆頭に、温泉ファンがわんさかといます。
マコセの温泉通たちが声を揃えて絶賛するのが北薩に位置する紫尾温泉。
鹿児島市内から行くとなると1日がかりですが、掛け流しのとろっとろの
お湯は美人湯と呼ぶにふさわしい抜群の泉質です。
それなのに、なんと200円で入れてしまいます!
ミネラルウオーターにはちょっぴりうるさい私。
こちらの温泉水は冷やして飲むとびっくりするほど甘く、大好きなお水です。


マコセに入って間もない頃、ご取材の際、県外のご喪家が
「うちの父はお風呂に行くのが好きでね」とおっしゃるのを聞いて
「お風呂って温泉のこと??」とかなり戸惑いましたが、
”沸かし湯”の公衆浴場ということなのでしょうか。
ずっと当たり前だと思ってたけど、天然温泉が身近にあるって恵まれた
環境なんだなぁと実感。


先日のお休み。朝、夫を車で会社に送り届けた帰り道、温泉に立ち寄りました。再開発めまぐるしい鹿児島中央駅のほど近く。
…なのにこんなにも古ぼけた外観。
中は”The昭和”です。年季の入ったタイルが敷き詰められた円形の浴槽が段々に3つ連なり、一番上の浴槽にお湯が注がれ、溢れたお湯が下の浴槽へ、そしてまた下の浴槽へと流れて行きます。
もちろん一番上のお湯が一番熱いわけで、おそらく常連のおばあちゃんにしか入れないと思われます。
でも足が茹でダコのようになるらしい。
洗い場の鏡の上にはレトロな手書きの広告。
「オーダーの技術であなたも満足 ○○補正センター」
書かれている電話番号の市外局番はもちろん二桁。
なかなか味わえない筋金入りのレトロな雰囲気も、
こんな私に「お先にね〜、ゆっくり入っておいで〜」って声をかけてくれる
人なつっこいおばあちゃま方も、すべてがいちいち愛おしい温泉なのでした。

                       お礼状制作部 長野

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